So-net無料ブログ作成

その1 [きょうとのことすこし(ケ)]

店は繁華街に続く大きな通りと呉服関係なんかの問屋や商事会社のたくさんある通りとの角にあって、果物とお菓子とパンと飲み物とタバコが置いてある。そやから観光客も寄らはるしOLさんもオヤツ買いに来やはるし お店の奥向きの買いもんなんかもある そんなとこでした。
 なんかその頃 毎晩おそぉにばっかし買いにきはる女の人があって、何時頃やったかなぁ たぶん夜の
10時頃。店は11時過ぎまで開いてたんで。夜中でも河原町の方から帰ってきはる人がけっこう買いもんしてかはるから。 ワタシは子供やからもすこし早くに寝てしまうけど土曜日とかは店しもてから木屋町のお風呂とかナイトの映画とかつれてってもろてたから そぉいう時には眠い眼をこすって店にいて それでその女の人を見た事も何回かありました。
 色の白い、毛の長い、痩せた感じの でもちょっときれいやったかな。大人しそうな人で。
 その人が買うのんはいっつもバナナとリンゴ。それとたまにカルピス。あれ今でもありますよね。たまにすごい飲みたなる。そんなんどーでもいいけど、とにかく毎日毎日バナナとリンゴ。それもバナナは3本束のでリンゴは小さいのひとつ。小さい声で『これください』だけゆって お金払ろて袋に入ったの持ってかえらはる。 アレどこの人やろなぁ ここらで昼間あんまり見ぃひんで。でも新町の方いかはるしなぁ、綾西の団地の人かなぁとかみんな話してたけど、やっぱりどこの人かわかりませんでした。 いっぺん お金もらう時にどこ住んでんのか聞いてみたらしいけど、返事もなんもなくすぅっと行ってしまわはったらしい。

 大将がとうとう『なんや変なもんやな、いっぺんついていってみ。』と言うたとかで うちのお父さんが隠れてついていったらしい。ワタシは寝てたんで次の日にその顛末を聞かされたんやけど。
 どうせ真夜中になっても車も人もなくならない大通りやから 気づかれんようについて行くのは全然簡単やったって。ずーっと西にむかって 新町こえて西洞院の手前 新釜座の細い道を入って曲がって曲がって綾小路にでたら向かいの路地とおって 今はあそこどうなってるか あの頃は児童公園があってその背後にマンションだか団地だかとにかく集合住宅。当時すでにちょっと古びてた。その中に入っていかはった。そーっとついてったら 2階の端っこの部屋、表札もなんにもなくて ほんまに人 住んでんのかいなというとこに入ってしまわはった。そのわりに窓に電気がつく様子がない。見てみたらガスメーターもちっとも動かへん。中でなにしてはんのやろとお父さんがしばらくぼうっとドア眺めてたら、『なにしてはるんですか?そこ誰もいませんよ』といきなり声をかけられてちょっとびびってしもた。住人にしては見覚えのないおっさんがあがってったんで管理人さんが様子見に来たんやそうな。
 『いや、誰もおらんことないでしょお、じっさいわたしとこのお客さん、女のお客さんがここ入らはったし。あ、わたしあそこの○○○○○○のもんですけど。怪しいことあらしまへんで。』『あ、○○○○○○さん、ああどうも。いや、そこは確かに若い夫婦が住んではったけどここしばらく、んーふた月かそこらどっちも見んようなって、実家でも帰ってのんびりしたはんのかと思てたんですけど。奥さんの方、お腹だいぶん大きいなったはったし。まぁ家賃は自動で振込されてるしね。』『はぁでも確かに今、入っていかはったんですけどね、お腹はおおきはなかったですよ。おかしいな。』で、最近毎日バナナとリンゴとたまぁにカルピスの話を管理人さんに話して聞かして、あんまり変なんで後をついてきて今ここにいる説明をしたら。 
 『そらおかしいね、でも電気もガスもメーター動いてへんしね、窓もまっくらでしょ。‥‥おかしいな。確かにおかしいわ。』てことで管理人さんが合い鍵を持ってきて確かめることに。お父さんもさぉっと後ろからのぞいてみる事に。
 玄関の向こう 奥の部屋の真ん中にくだんのお客さんが。寝てはった。みたいに見えたけどその体も服もまわりの床もすでに乾いたどす黒い血で染まってたって。でもほんまに二月も前に死んだようには見えへんかった、ついさっきまで生きてたみたいな感じやったって。
 そんでその横にはなんでか 丸々太った可愛らしい赤ちゃんがおくるみの中ですやすや寝てはったって。おくるみの横にはリンゴのすりおろしとバナナのつぶしたの混ぜたが小さいお茶碗の中に。そして赤ちゃんのお口のまわりにも。
 
 しばらくしてその女の人の旦那さんいう人が大阪の方でつかまったて聞きました。臨月の奥さんとなにがあったんか知らんけど刺して殺して 部屋に鍵かけて逃げて。ずっとうろうろしてたけど天網恢々粗にして漏らさず、警察力侮るべからず。 
 殺された奥さんはそれでも赤ちゃんを世の中に出したげなあかんゆうて頑張らはったらしい。でも死んだらさすがにお乳は出せない。栄養とられへんもんな。なんか栄養とらさなあかんいうて初産の若いママなりに考えてバナナとリンゴとカルピスも少しまぜてそれでなんとかなってたんだから凄いもんや。てか栄養とりすぎ。
 リンゴやバナナ買えるならなんで粉ミルクにせんかったか?買ってあったみたいやけどお湯わかすのにガスも電気も止まってたらしい。ということやと思うけど。よう知りません。だいいちフィクションやし。


参考 飴買い幽霊


 
 
 
 



きょうとのことすこし(ケ)のこと。 [きょうとのことすこし(ケ)]

わたしらのコドモ時分やら、まだこのへんにもニンゲンやあらへんもんなんか よーさんいてはりましたで。もぉあっちやらこっちやら、前からあるおイエとおヒトばっかしのとこやし、そんなハナシ当たり前やったしなぁ。
キョウコちゃんなんかよお知らへんやろけどなぁ。
 へぇ?そぉかいな、今でもやっぱしあんのんかいな。いやまぁそら数はすくないやろけどな。そらそやわなぁ。へぇ。
 またそんなんあったら聞かしてんか。へぇそうか、まだあったかいな。そら結構なことやなぁ。ぉほっほっほっ。
 と店の大将の奥さんであるところのシズエさん(80)は上品に笑わはった。

というような、私の子供時分のハナシをすこぉし。



2013-02-12 [おいしかった]

 ほんとはコーヒーより紅茶なんだ。紅茶派。メアリーポピンズとかアリスとか小さなお茶会(もっぷとぷりん)とかポーの一族とかで思春期過ごしてきてるからね。そして基本ミルクティ。でも家でもパソしながらDVD見ながら本読みながらポット温めて紅茶葉入れて沸騰したてのお湯注いで3分以上蒸らして砂糖入れて温めた牛乳入れて出来上がりなんてやってらんないでしょー。
 で結局インスタントコーヒーにお湯で牛乳だけは入れに動くけど お手軽にやっつけちゃうわけだ。
 でもどーしても、どーしてーもーぉミルクティー濃いめの牛乳たっぷりのミルクティーなこともあるわけで、そんな時近くにお茶を入れてくれる三月うさぎもぷりんさんもミケツガミくんもいなければ
ティーバッグ紅茶が私の大切な味方なわけですよ。
 whitenoble_04.jpg 
ホワイトノーブル アルミティーバッグ アッサム。やっぱアッサムでしょ。濃いめのミルクティにはしっかりしたアッサムと低温殺菌牛乳と思い込んでますので。
 モラタメさんでたくさん入りセットをゲットしたから気楽に紅茶三昧できます。お気楽お手軽だけど裏切らない しっかり味だし。渋みも香りも牛乳に負けてないし。
 アルミパックだと暖房きかした部屋でも梅雨時でも湿気の心配しなくていいもんね。香りも逃げないし。なんせちょいガサツなもんで、よくあるティーバッグの紙包みって隙だらけで心もとなくなるんだよ。さっさと飲めばいいちゃそうかも知らんけど。
 こういう可愛い系なら人になんか簡単なお返しする時にも使えるかもだし。



またまたじゃがりこ [おいしかった]

じゃがりこじゃがりこカリカリカリカリって、またまたのじゃがりこLサイズ。今度はまたもやチーズ味。チーズは私のライフワークだから。チーズとマヨネーズな。

もうなにも言う事はないですね。言うけど。これだけ大きいと一本ずつ大事そうに齧れるよね。この表面にチーズのツブツブが出てるのも齧れるし。
外はかりっとしてて真ん中はしゃくしゃくしてて噛んでいて気持ちいいんだねー。カルビーさんは何つくってもはずさないなー。
 
あー、そうすねー、マヨネーズ味があってもいいなー。
item2.gif



ふたたびじゃがりこ [おいしかった]

じゃがりこじゃがりこカリカリカリカリってことで、じゃがりこLサイズ、今度はじゃがバター味
 そのまんまやん。
でもLサイズ。でかいです。パッケージもでかいが中身もでかい。食べごたえじうぶん。
 ひたすらカリカリ食べてます。そのまんまやんでもなんでも じゃがバター味は安心できる味つうか、けれん味抜きでさくさく行けると思います。どんなけジャガイモ好きなぁん。
 そして息子は3倍速でサクサクしてます。
item.gif



イシシとノシシがね。 [きょうとのことすこし(ハレ)]

『京都人だけが食べている』という本を見てたら、改進亭の猪肉があって、牡丹肉というだけあって紅色が実にうつくしい そしてとても美味しそうな写真がそそったのですが私は牡丹肉を機会無くてまだ食べた事がないです。たぶん。桜のほうはあるけど。紅葉も。
 
高校は相国寺の隣にある短大付きの女子校でした。その学校は今もそこに有るようですが女子校ではなくなってます。名前も変わってしまって、というかもとからもっとはるか北の方に有った大学(ホルモーの参加校)の付属高校にいつのまにかなってます。このことでちょっとした妄想があるんだけどそれはまたそのうち。そのうちがあるかないかはしらんけど。

四条室町にあった家から学校まで自転車で朝は約30分帰りは20分ない。京都は北に向かって軽い上り坂なんだ。延々と。
大きな通りを区切りにすると御池越して丸太町越して(この間御所一つ分)今出川越してもひとつずーっと行って。ただし縦方向的にはほぼ直線。すこし東。
 
朝は時間がないから室町通りをほぼ直線北上だけど、時々なんせ飽き症だったんで あっちの道からこっちの道からと色々行く道帰る道を換えました。新町、釜座、烏丸、富小路、なぜか寺町これは東に行き過ぎみたいだけど烏丸と寺町の間は丸太町から今出川まで御所があるから、ある意味烏丸の一本隣は寺町だったわけで。
 
 その寺町通りはさすがに遠いから大概は帰り道専門だったんだけど、その日はたぶん時間があったんやろね、覚えてないけど。朝もや漂う寒い中(記憶の中では朝もや漂ってた。たぶん。)シャーッと赤いカマキリで改進亭の前にかかったとき ワタシは見てしまったんだよ。改進亭のまた閉まっているシャッターの前に、なんだか茶色の巨大ななんか、こう 重なっててつうか 積みあげてあるつうか 毛が生えてて全身に 、大の字の、牙もあったと思う。たぶん。
 つまりイノシシくんが四肢を投げ出して顎を前に突き出して、あの、よくある毛皮の敷物っ!みたいなポーズのが何匹も重ねて積み上げてあったわけですよ。毛皮まま。
 
なにぶん少し無理な遠回りで時間がなかったので、じっくり眺めてもいられずヒャーってな感じで通り過ぎたけど未だに猪肉とか牡丹鍋とか聞くと連想であの光景が浮かびます。
 でもワタシの名誉のために言うと全然怖いとかビビったとかトラウマ系の話じゃなくて ひたすら珍しい物を見てしまった感。だってあそこ花背とかじゃなくて普通にお店や住宅の建ち並ぶとこだったんたしー。いや、やっぱ少しびびったのか。

  
 



1月の読書まとめ [本]

2013年1月の読書メーター
読んだ本の数:26冊
読んだページ数:7032ページ
ナイス数:0ナイス

強欲な羊 (ミステリ・フロンティア)強欲な羊 (ミステリ・フロンティア)
読了日:1月31日 著者:美輪 和音
歌舞伎町セブン歌舞伎町セブン
読了日:1月30日 著者:誉田 哲也
ラジオスターレストラン (貘の図書館)ラジオスターレストラン (貘の図書館)
読了日:1月27日 著者:寮 美千子
我が家のお稲荷さま。 (電撃文庫)我が家のお稲荷さま。 (電撃文庫)
読了日:1月27日 著者:柴村 仁
コーヒーもう一杯コーヒーもう一杯
読了日:1月26日 著者:平 安寿子
星間商事株式会社社史編纂室星間商事株式会社社史編纂室
読了日:1月24日 著者:三浦 しをん
グッモーエビアン! (新潮文庫)グッモーエビアン! (新潮文庫)
読了日:1月21日 著者:吉川 トリコ
平松昭子の着物事件簿平松昭子の着物事件簿
読了日:1月20日 著者:平松 昭子
レディ・マドンナ 東京バンドワゴンレディ・マドンナ 東京バンドワゴン
読了日:1月20日 著者:小路 幸也
贖罪 (ミステリ・フロンティア)贖罪 (ミステリ・フロンティア)
読了日:1月19日 著者:湊 かなえ
草祭草祭
読了日:1月17日 著者:恒川 光太郎
甲子夜話異聞 もののけ若様探索帖 (ベスト時代文庫)甲子夜話異聞 もののけ若様探索帖 (ベスト時代文庫)
読了日:1月17日 著者:伊多波 碧
ある日、アヒルバスある日、アヒルバス
読了日:1月14日 著者:山本 幸久
淋しい狩人 (宮部みゆきEarly Collection)淋しい狩人 (宮部みゆきEarly Collection)
読了日:1月13日 著者:宮部 みゆき
おとうさんは同級生おとうさんは同級生
読了日:1月13日 著者:澤本 嘉光
RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女 (カドカワ銀のさじシリーズ)RDG4 レッドデータガール 世界遺産の少女 (カドカワ銀のさじシリーズ)
読了日:1月13日 著者:荻原 規子
神去なあなあ日常神去なあなあ日常
読了日:1月12日 著者:三浦 しをん
シカゴより好きな町シカゴより好きな町
読了日:1月11日 著者:リチャード ペック
ダ・ヴィンチ 2013年 02月号 [雑誌]ダ・ヴィンチ 2013年 02月号 [雑誌]
読了日:1月8日 著者:
京都のこころA to Z―舞妓さんから喫茶店まで京都のこころA to Z―舞妓さんから喫茶店まで
読了日:1月7日 著者:木村 衣有子
K町の奇妙なおとなたちK町の奇妙なおとなたち
読了日:1月6日 著者:斉藤 洋
ゴーストハント1 旧校舎怪談 (幽BOOKS)ゴーストハント1 旧校舎怪談 (幽BOOKS)
読了日:1月6日 著者:小野 不由美
カニバリストの告白カニバリストの告白
読了日:1月4日 著者:デヴィッド・マドセン
月の夜のわらい猫 超常小説ベストセレクション1 (超常小説ベストセレクション 1)月の夜のわらい猫 超常小説ベストセレクション1 (超常小説ベストセレクション 1)
読了日:1月4日 著者:椎名 誠
芝浜謎噺―神田紅梅亭寄席物帳 (ミステリー・リーグ)芝浜謎噺―神田紅梅亭寄席物帳 (ミステリー・リーグ)
読了日:1月3日 著者:愛川 晶
御鑓拝借―酔いどれ小籐次留書 (幻冬舎文庫)御鑓拝借―酔いどれ小籐次留書 (幻冬舎文庫)
読了日:1月2日 著者:佐伯 泰英

読書メーター



このブログの更新情報が届きます

すでにブログをお持ちの方は[こちら]
メッセージを送る


この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。